フィラメントの使い方:Colorfabb XTは低温でゆっくり造形するのが吉?

こんにちは。

久々の投稿ですが、今回は、フィラメントのColorfabb XTについての使い方メモです。そもそも、どんなフィラメントかは次を参照してくださいね~。

Colorfabb XT の公式ページ

このフィラメント、いくつか特徴があるのですが、おおよそPETGと同等です。特段の長所はアメリカの食品衛生法をクリアしてるところでしょうか?つまるところ、食器に使っても安全です。

で、今回書きたいことは

え、推奨温度間違ってない?説

ですw

このフィラメントは推奨温度が240-260℃、ベッド温度は70度くらいとされています。

ベッド温度はいいんですけど、エンドの推奨温度、240℃は高すぎるっぽいのです。

結論から言うと、225℃できれいに造形できました

これは推奨設定より15℃も低い温度です。しかし、射出不良もなく、240℃だとでてしまう糸引きがほぼなくなります。

ただし、送りは30mm/secほどのゆっくり目が良いようです。なぜかというと、粘度が高いフィラメントのため、下の層にくっつかずにエンドにひっついて整形不良を起こしやすいのです。

なのでまとめると、

Colorfabb XTの射出条件

  • エンド温度:225℃
  • ベッド温度:70℃
  • 射出定数:0.95
  • 送り速度:30mm/sec

このあたりが重要な条件になります。推奨温度外というのがかなりびっくりですよね。